膝の痛み・変形性膝関節症におすすめの靴とは?理学療法士が徹底解説

シューズ

はじめに

こんにちは!コギペコ です。

身近な方やご家族の方で膝(ひざ)の変形痛みがある方はおられませんか?

痛みがなくても膝の変形を放置ままだと大変なことになるかもしれません

 

 

実際に病院で働いていても、膝の痛みで外出が億劫…そんな声を多く聞きます。

外出するときに少しでも膝に違和感や痛みがあると、外に出る機会も減り、家での生活が中心となってしまいます。

膝の違和感・痛み・変形に対する解決方法

膝の痛みの原因のひとつは、歩くときに膝が外側へ動揺(ぐらつき)してしまうような動きにあります。

この膝の外側へ動揺が続くと、膝の内側に負担がかかり、痛みや変形が進みます

 

 

この歩くときの膝が外側へ動揺(ぐらつき)を減らすことが、膝の内側に負担を軽減させ、痛みや変形を予防することに繋がります。

靴(シューズ)の紹介①

靴(シューズ)を見直すだけで、膝の負担をぐっと減らせる可能性があります。

今日は1つの靴(シューズ)を紹介します!

 

asics(アシックス)のKNEEUP

ひざに悩みを抱えている人に特化

・リハビリのプロ(理学療法士)×靴のプロ(asics)の共同開発

・グッドデザイン賞受賞

 

【特徴】

・ひざへの負担を軽減するのクッション構造

・踵(かかと)部分がたわみ、ひざの角度を適切な状態へ補正

足の指にも優しい幅広(3E、4E、F)を用意

 

※men’sは4E相当のみの販売

 

 

このシューズは学術的にも効果がある可能性が示されています。

📖 研究論文の紹介:
村田ら(2018)『膝内反軽減シューズが変形性膝関節症患者の歩行に及ぼす影響』
Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy, 第7巻4号, pp.195–198

この結果からこのシューズは通常のシューズと比較して…

  • 歩いているときにつま先がそのに向くことが小さくなり、進行方向へまっすぐ歩きやすくなった。

  • 一歩がやや大きくなり、歩くテンポも速くなった。

  • 平均歩行速度が約10cm/秒アップ!

※その他の詳細については、公式ホームページをご参照ください。

 

靴(シューズ)の紹介②

こちらのシューズはカラーバリエーションが豊富で年齢層を問わず、選ぶことができます。

※こちらのシューズは20歳以上対象です。

○レディース

 

 

○メンズ

 

 

 

 

どんな人におすすめか?

・ 膝のぐらつきが気になる方
・歩幅が狭く、歩きにくく感じている方
・O脚や膝の内側の痛みがある方      など

注意点

・このKNEEUPのシューズはストレート脚またはO脚の方などを対象にしたものです。

・このシューズは医療用ではありません。

足首に捻挫癖がある方X脚の方などは、ご使用にならないでください。

・現在、医師の治療をお受けの方、持病がある方などは、このシューズのご使用に関して、医師にご相談ください。

さいごに

靴を見直すだけで、歩くのが少しラクになるかもしれません。
毎日の一歩が変わるきっかけとして、ご自身で履いてみたりご家族の健康の為にプレゼントにするのもよいかもしれません。

この記事が参考になれば、嬉しいです。

 

 

 

 

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